本日発表! 8年ぶりのFMCを受けた「ジャガーXF」に海外試乗
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
燦々と太陽が降り注ぐ、スペイン・パンプローナ空港に降り立つ。国際試乗のステージに選ばれたのは、スペイン北部にあるパンプローナだ。牛追い祭りで知られるバスク地方の町で、ヘミングウェイの小説『日はまた昇る』の舞台でもある。
英国生まれのアッパーミドル・サルーンの試乗ステージに、なぜ、このエリアが選ばれたか聞いてみたところ、意外なことにFIA認定のナバラ・サーキットがあるからだという。「ジャガー」=ラグジュアリー・サルーンというイメージが強い日本では意外に思われるかもしれないが、ヨーロッパにおいては、レース・シーンでの輝かしい実績を持ち、スポーティネスを重視する自動車メーカーとして認識されている。
ジャガーは一貫して技術志向が強く、イノベーションによって、車両価格と性能の高いバランスを実現してきた自動車メーカーでもある。前身にあたる「SSカーズ」時代に発売された最初のモデル「SS1」は、ベントレーやアストンマーティンに匹敵する性能を持ちながらも、手の届きやすい価格だったために人気を博したという歴史を持つ。戦後にはル・マン24時間耐久レースに参戦し、1950年代には「Cタイプ」と「Dタイプ」で合計5勝を上げている。
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